生活習慣病について
生活習慣病とは、食事や運動、ストレス、喫煙、飲酒などの生活習慣がその発症・進行に深く関与する病気の総称をいいます。以前は「成人病」と呼ばれていましたが、子供の頃からの悪い生活習慣によって起こることがわかり、「生活習慣病」と改称されました。
生活習慣病の代表的なものに、高血圧症、脂質異常症、糖尿病、肥満があります。
これらは「死の四重奏」と呼ばれ、自覚症状がほとんどないまま体の中で動脈硬化が静かに進行することから「サイレントキラー」といわれることもあります。治療をせず放置しておくと、心筋梗塞や脳梗塞などの循環器病やその他重症の合併症に進展するおそれがあります。
日本人の死亡原因は、脳卒中や虚血性心疾患(心筋梗塞など)の循環器病とがんの割合が多くなっています。その多くは生活習慣が関係する生活習慣病です。また65歳以上の要介護の原因にもなっています。
そのような状態にならないために、今から生活習慣病の予防が大切になります。
当院では、生活習慣病のケアだけでなく、発熱や腹痛、下痢、貧血、アレルギー性鼻炎などの一般内科診療を幅広く行っております。かかりつけ医として幅広い専門医と連携しながら、患者さまにとって最適な医療を提案いたします。
※ 院長挨拶や診療方針など、「当院のご案内」ページも合わせてご覧ください。
肥満外来 (成人向け)
肥満とは、一定以上に身体の脂肪の割合が多くなった状態のことです。太っているだけでは病気とはいえませんが、糖尿病、高尿酸血症や痛風、脂肪肝、 膵炎、睡眠時無呼吸症候群などは、肥満との関係が大きい病気とされています。
肥満予防には生活習慣の改善が重要です。
当院ではただ「運動しろ」「食事量を減らせ」と押しつけるのではなく、来院時の体重測定や血液検査の結果をみながら、ひとりひとりの状況に合わせて診療および生活習慣の指導を行っております。
健康診断で肥満と診断された方なども、お気軽にご相談ください。
また、必要な場合には脂肪を燃焼させる漢方薬を併用することによりダイエットの効果を高めていきます。
漢方薬による治療
当院では、一般の治療と合わせて漢方薬処方による治療を取り入れています。
漢方薬は漢方医学という東洋医学の一部で、誰もがもともと持っている、病気と闘い治す力(自然治癒力)を高め、からだを整えることを基本にしています。
副作用が少なくからだに負担が少ない漢方薬は、長期間にわたって体質を改善していくようなケースに特に向いています。
また当院は院内処方ですので、ひとりひとりの状況に合わせて必要な薬を取り寄せることも可能です。
小児診療
当院では、発熱や腹痛、下痢、貧血、アレルギー性鼻炎など一般内科診療を幅広く行っております。
来院される患者様には、お子様もたくさんいらっしゃいます。
小さなお子様は、前ぶれもなく熱を出したり、いきなり下痢や嘔吐をおこすこともあり、保護者の方も不安になることが多いでしょう。
当院では、地域の皆様のかかりつけ医としてお子様からお年寄りまで幅広い年代の患者様に信頼をいただいております。
まずはお気軽にご相談ください。
※12歳以下のお子様はお薬の関係上、体重が必要です。計ってから来ていただけると幸いです。
※お熱が無いお子様も体温を測っていただき、受付窓口かお電話でご予約を取る際に教えて下さい。